2024能登半島地震 被災地報告 #8 「輪島市門前町:避難所に仮設風呂設置<後編>」

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  • Опубликовано: 9 сен 2024
  • ジャパン・プラットフォーム(JPF)は2024年1月1日に発生した能登半島地震の被害と支援の様子を伝えるため、広報カメラチームを被災地に派遣しました。能登半島各地の様子をお伝えします。
    ※JPF加盟NGOの活動紹介です(JPF事業です)
    第8回 輪島市門前町:避難所に仮設風呂設置 <後編>
    <Vネット(Vnet)の支援>
    JPF加盟団体Vネットは、地震発生翌日の1月2日から輪島市門前町浦上地区で支援を続けています。Vネットは避難所に食料や燃料など支援物資を何度も運びましたが、行政からの要請を受け、避難所に仮設風呂を設置することになりました。1月18日に浦上公民館に設置、1月21日には少し離れた諸岡公民館にも設置しました。
    お風呂は女湯と男湯の2つ。シートで覆いを張ったテントの中には3、4人ほど入れる浴槽、シャワーが2つついた洗い場、脱衣所もあります。岐阜県高山市を拠点とするVネットは、お風呂に「飛騨高山の湯」と名付けました。Vネットに資金協力をしているJPFのステッカーもお風呂の名前の下に貼ってあります。
    浦上公民館では、設置後の運営は避難住民の手で行っています。水の手配、お風呂の準備から掃除まですべて住民が担当を決めて行っています。トラックの免許を持っている住民が、水タンクを積んだ4トン車で片道30分程度の浄水場まで毎日水を取りに行き、避難所のポリタンクに水を貯めます。門前町は全域で断水しているため、浄水場には給水車が列をなしていました。自衛隊の大型給水車も水を取りに来ていました。浄水場の貯水槽からポンプで汲み上げホースで給水車に水を入れるのですが、二つあるうちの一つのポンプが故障していて3000リットルのタンクを満たすのに30分以上かかっていました。時には給水待ちで2時間くらいかかるということで、水を取りに行くだけで一仕事です。
    Vネットは避難所にお風呂と同時に洗濯機も設置したので、この水を洗濯にも利用しています。住民はお風呂と洗濯を1日おきに実施しているそうです。地震発生以来初めてお風呂に入ったという女性は、涙が出るほどうれしかったと話していました。
    一方、門前町のなかでも壊滅的な被害を受けた道下地区にある諸岡公民館では、4日間かけて準備したお風呂が21日夜開設しました。近くに自衛隊が設置した大きなお風呂がありますが、介助が必要でそちらには行かれないという高齢の女性3人が、一番風呂に入りました。また1時間近くもお風呂に入っていた男性は頭から湯気を出しながら「本当に温まった」と満面の笑顔で話してくれました。また、これまで片道2時間もかけて洗濯に行っていたという女性は、「これで明日からやっと洗濯ができる」と喜んでいました。Ⅴネットは、諸岡公民館のお風呂もこの先は住民で運営していけるようサポートしていくということです。
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